2017/09/17

Walk of life

ある日、当時の彼女に言われた。
「私ね、本当はもっと歩くの早いんだよ。あなたに合わせてたの」

それを聞いた僕は驚いた。
ずっと同じペースで歩んでいけると思っていたから。

人生はきっとそういうものなんだろう。

自分が全てではなく、誰かが僕に合わせてくれている。
気付かないのは僕だけで、いつだって誰かが僕に合わせて寄り添ってくれていたのだ。






背の高い彼女が
Kissの時には少し膝を屈めていたのを知ったのは
ずっと後になってからだった。




2017/09/08

Alone again Naturally

『お願い、これ以上優しくしないで・・・』

これは、僕が18歳の頃に付き合ってた娘に振られた時の言葉(笑)

この世には基本的にはオトコとオンナしかいない。
一部マイノリティな方々もいるのだろうが、そんな方達も心はどっちかのはずだ。

当然、それだけのオトコとオンナのドラマが存在する。

大体において、オトコは過去を大切にする。
オンナは今が全てだ。そして確たる未来を欲しがる。

僕らが大切にしている想い出を、「え?そんな事あったっけ?」の一言で片付けられてしまうのも良くある事例のひとつだろう(笑)

いずれにしても、オトコとオンナは恋に落ち、そして悲喜交々に同じ時を過ごす。

春に出会い、夏に燃え上がり、秋は親密さに酔い、そして降りしきる雪の中で彼女の背中を見送る。

そんな二人のシーズンに必ず聴こえていた曲がある。
その折々に流れていたあの曲。
カーラジオから
ふと立ち止まった街角で
灯を消したあの部屋で・・・