2018/12/31

Good-bye days

2018年
今年僕は還暦を迎えた

今まで60年生きてきて、ずっと考えていたことがある
それは60歳になったら新しい人生なんだということ
還暦というくらいだから、0歳に還るのだ
そしてまた最初の一歩から歩み始める

これまで歩んできた60年
決して平坦な道ではなかった
いい事も悪いことも
全てを飲み込んでここまで歩んできた

そしてもうひとつ
僕が幼い頃に僕を残して新しい家庭を築いた母
その彼女が旅立ったのが59歳

僕はその母の旅立った年齢を追い越すのがひとつの目標でもあった
そうすることで、彼女の束縛から逃れられると信じていたのだ

そんな2018年の60歳

新たな道を歩み始めた僕に幸あらんことを
そして、今まで出会った来た人たち全てに感謝を



2018年最後の曲はこの曲
誰もが幸せになりますように


You've Got A Friend / Carole King

2018/12/26

Tapestry

出会いは点

それが人との出会いでも
音楽との出会いでも
いい映画との出会いでも
記憶に残る文学との出会いでも

それはひとつの点

けれど
その点が繋がることによって線が生まれる

細い線
太い線
少し縒れた線

それらの線が織りなすTapestry

そう
人生はTapestryのようなもの

誰もが出会い
そして線を紡ぐことによってひとつの作品となっていく

僕はもう3分の2を編み上げた

その僕のTapestryはどんなTapestryかって?




どうせ、そこら中染みだらけだよっ!٩(๑`^´๑)۶



https://www.youtube.com/watch?v=SAqYzqHdXu8
Tapestry / Carole King

2018/12/23

深呼吸

道を見失いそうになる時

僕はまず深呼吸をする

そして大気のコロンを思い切り身体に取り込む



できれば新しい朝の大気がいい

身体中の細胞が

再び目覚め始めるのを感じられるから



彼女が落ち込んでいたり

パニックになりかけていた時

いつも深呼吸を勧めた



そんな彼女もひとつの山を超えた

お疲れ様

そして良くがんばったね








2018,12,21 尾道港にて

2018/12/16

Monochrome

行き過ぎた時間


あのモノクロの時を


そっと指でなぞってみた





遠い過去の


彼女の髪の香りが香る




2018/12/13

口唇まで5センチ

男と女の関係

女性の心理は知らないが、男が一番盛り上がるのは、彼女の口唇に初めてあと5センチと迫った時
少なくとも僕はそうだ


彼女の目は潤むのか
はたまた眼を丸くするのか
いやいや、眉間に嫌なシワを寄せて顔を背けるのか




おそらく、初めて肌を合わせる時よりも、緊張とテンションの高さは半端ないはずだ





そして、やっと口唇と口唇がそっと触れ合った時の、あの特別な高揚感は計り知れない







美味いものに出会った時の感動も、どこかそれに似ている
いや、恋心と食べ物を比べるのはさすがにどうかとは思うのだが、それでも感動の根っこはどちらも本能に根ざしたものなのだ






今日偶然出会った一品

食べログに名前が載ることもない、名もないお好み焼き屋での牛モツ煮込み





恋も
美味いものも


僕を幸せにさせてくれる

















2018/12/12

ファミレスにて

本業が早く終わったので、近所のファミレスでコラム書きのお仕事。


ん?
ビールが見える?

細かいことは気にしない!(・∀・)


ホントはスタバで意識高い系を気取ればいいんだろうけど、あそこにはビールが無いからなぁ・・・ヘ(..、ヘ)☆ヽo( ̄∇ ̄ )



というか、早く記名記事を書かせてもらうようになればいいんだけど、なかなかね。


2018/12/11

元カノ

何十年ぶりだろう。
Macとの久々の出会いだ。



振り返れば、あれは1988年の事か。
DTMを演り始めた僕は、必要に迫られてMacintosh SE2を購入した。
当時の金額で30万円オーバー。
楽曲制作&MIDI音源ソフトのCubaseを走らせるだけの事にそれだけの投資をしたわけだ。

が、そのMacintosh SE2は僕に多くの幸せを与えてくれた。
"Mitsuko"と名付けた僕のSE2。
素朴で、それでいてどこかキッチュな彼女は、いつも僕に寄り添っていてくれていた。
それはある意味、ふたりにとっての蜜月だったのだろう。

が、年が明けて1989年。
MS社からあのWindows95が発売された。

そして、特別なモノであったはずのパーソナルコンピューターが加速度的に身近なモノとなっていく。
スティーブ・ジョブズが夢見た未来を実現させたのは、奇しくもビル・ゲイツだったというのも面白い話。

難解なDos/V機にMacintosh風の親しみやすい衣装を着せたのだがWindows95なのだが、僕もご多分に漏れず1989年以降、ずっと今までWindowsを使い続けてきた。
それでも当初の2年ほどはMacintoshと併用していたが、Adobe社のIllustratorとPhotoshopがWindowsに対応してからは、ほぼWindowsだけを使ってきたと言っていい。


だがしかし!
再びMacintoshと遭遇!

久々に逢った彼女はグラマラスに変身していた。
そのくせ軽い身のこなしで僕の心をくすぐる。

子供どころか孫世代のiPhoneやApple Watchとの独特な距離感も特筆すべきものがある。




人生は出会いと別れの繰り返し。
モノもおそらく同じなのだろう。


久々に逢った彼女は
僕にとびきりの笑顔を届けてくれた。