2019/04/14

Rolex

一昨年、僕の会社の経営状態がヤバくなった時、持っていた時計の殆どを手放した。
それでも何とか辛抱して一本だけ残したのが右のRolex Explorerの33mm。

Rolexなんぞはスノッブの極みだと思うのだが、なぜか手放せなかったのだ。
いや、決してキャバクラのオネーチャンにモテたい訳ではない。

例えば冠婚葬祭の時。
スーツの腕元ににはやはりドレッシーな時計が似合う。
重宝しているApple Watchでも悪くはないとは思うのだが、そういう場ではどこかジュエリー感覚が欲しいというものだ。

昨今は腕時計を着けない人も多いと聞く。
昔と違い、スマホがあればいつでもどこでも時間は確認できるというわけだ。
そういえば街中でもあまり時計を見かけななくなったよね。

しかし、やはりビジネスの場では腕時計は必要だと思う。
例えば打ち合わせが長引いた時、チラリと時計を見るのは構わないが、ポケットからスマホを取り出し時間を確認するのはどうかと思うのだ。

うちのスタッフには腕時計を着けるように指導している。
何も高級時計を着ける必要はない。
現場ではG-SHOCKやCASIOのタフソーラーなんかで十分だ。
スーツの時は逆輸入のSEIKO5なんかだとオッと思ってしまう。

以前、うちに出入りしている信用金庫の渉外担当がRolexのコンビのデイジャストを着けていた。
さすがにそれはないんじゃないのと言ったのだが、彼曰くそれは祖父の遺品であるとのこと。

「これを着けていると、幼い頃から可愛がってくれていた祖父がいつも側にいてくれるような気がするんですよ」

泣かせるんじゃねーよ!(´;ω;`)

0 件のコメント:

コメントを投稿