2017/07/02

Screen Music

映画音楽(えいがおんがく)は、映画の中で使用される音楽。映画作品を通して貫かれている主題、登場人物の感情や性格、場面の状況などを、音楽という抽象的な表現形式によって視聴者に伝達する、重要な役割をもつ。
とWikiにはある。


実はこの手の「映画音楽大全集」みたいな企画物が大好きである。
別にオリジナルサントラである必要はない。昔の各レコード会社が持っていたオーケストラの演奏のヤツで全然構わない。

どんな映画音楽でも、聴くとやはりその場面を思い出してしまう。
それほど映画と音楽の関係は密接なのだ。
印象的なのは「太陽がいっぱい(1970年)」「ロミオとジュリエット(1968年)」「ゴッド・ファーザー(1972年)」のニーノ・ロータ。
そして「80日間世界一周(1956年)」「誰がために鐘は鳴る(1943年)」「シェーン(1953年)」等のヴィクター・ヤング。
最近では一連のスピルバーグ作品やジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」シリーズのジョン・ウィリアムズか。
ちなみにこのジョン・ウィリアムズ、古くは「宇宙家族ロビンソン」や「タイムトンネル」などのテレビ作品も手がけているんだねぇ。

さて、僕が最高の映画音楽と映像のマッチングと個人的に思っているのは、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した「ひまわり(1970年)」なのだ。
あのラストシーンに流れるヘンリー・マンシーニのテーマ曲、これほど素晴らしく、そして哀しいラストシーンを僕は知らない。
今でもこの曲を聴くと、あのラストシーン、そして当時の2番館のすえたような館内の匂いを思い出す。
惜しむらくは、この映画は中学生の頃にひとりで観に行ったので、仄かな恋心の思い出がない事か。
あの時、気になる女の子が隣に座っていてくれれば完璧な思い出だったと思うのだが。


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