2019/02/23

Ma・ri・e

1984年

梅雨空の夕刻

僕は彼女と別れた

「お願い、好きだからこそお別れするの」

それが彼女の最後の言葉

僕は霧雨の中

単車で泣きながら彼女の家を後にした

あの雨の季節

僕は確かに恋をしていた

そして

それは静かに終わった



Ma・ri・e / Bread&Butter





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