こんな時間に、ブログを更新しても禄なことはない。
大体において、夜中に書いたラブレターは、翌朝見ると恥ずかくて仕方のない代物なのだ。
夜という時間は特別。
深夜にひとり心地良い時間を過ごすのは格別。
それは、少年の頃から変わらぬ僕の思いだ。
そして夜は多弁でもある。
誰かさんが、「歴史は夜作られる」と言ったが、それはまさしくその通りなのであろう。
夜は人々を赤裸々にさせるのだ。
古から、人類は闇を恐れてきた。
闇には恐ろしい魔物が住んでいると、世界中のどこの国でも考えられてきた。
そして、そんな恐怖感を払拭するために、人々は技術を進化させ何とか闇を葬り去ろうとしてきたのだ。
が、やはり闇は変わらずそこにある。
人知の及ばぬモノが、そこには確実に存在しているのであろう。
夜中に、ひとりビールを飲みながらPCに向かう。
さすがにこの時間、どのSNSにもログインしている人はいない。
そう、これは僕だけの大切な時間なのだ。
夜は優しい。
そして、僕は残ったビールを飲み干すと、その優しさに包まれて眠る。
Miles Davis Quintet - 'Round Midnight
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