2025/07/27

Alone again

 

ここ数ヶ月、毎朝1時間強歩いている。

歳を重ねると朝早く目覚めるようになるというのは全くもってその通りであるのだが、午前4時に目覚める僕は、若い頃と違いこの時間からまさか酒を飲むわけにもいかず、手持ち無沙汰に時を過ごしていた。

が、ある日ふと外に出てみようと思い立ち、玄関のドアを開けてみた。

と、そこには酒に爛れて朝帰りをしていた頃の夜明け前とは違う、「確かな朝」があるではないか。




写真は今朝の日の出の写真。



毎朝同じコースを歩いていると、同じようにウォーキングやランニングをしている人たちと必然的に顔見知りになってゆく。

それは「健康」というひとつのアイコンに縋り付く、かりそめの価値観を共有する者たちの社交場だ。

皆それぞれの人生の重みを背負って黙々と歩み走る。

これは苦行なのか趣味なのか娯楽なのか

仏陀は「人生はひとり荒野を歩くようなもの」と説いた。

とすれば、毎朝会うあの人達は、まさしくその教えを具現している訳だ。


◇      ◇       ◇       ◇       ◇


一昨日の夕刻、ひとりの男が旅立った。

僕の人生の中の、音楽の部分で少しだけ関わった人。

その関わった時間はほんの短い時間だったけれど、多分最も濃い時間を過ごした人。


人生は出会いと別れの繰り返し。


この歳になると、そんな事は重々承知している。

それでも寂寥感は拭えない。

やり切れない想いはどこへ向かう。














2025/01/12

健康のありがたさ

 なんと、前回のブログから1年が経ってたのね(笑)



ということで、皆様あけましておめでとうございます。

ええ、松の内も終わってしまいましたが、まぁそこはそれ。

皆様の新しい一年が良き一年でありますように。


さて、実は私年末から体調を崩しておりまして。


12月の15日、息子が突然の嘔吐下痢、そして発熱。続く連れ合いもその夜から激しい嘔吐下痢と発熱。

幸い私はなんの症状もなく、穏やかに日常を過ごしていたのですが、同月21日の仕事終わりから突然の発熱が始まります。食欲も何もなく、取り敢えずベッドに潜り込むことにしました。

その日から、仕事だけは何とか熟しておりましたが、帰宅と同時にベッドに潜り込む毎日。食欲も全く無く、一日2食のバナナとりんごの牛乳がけで生き延びていました。

仕事納めの30日になっても状況は変わらず、それどころか新しい年がやってきても寝たきりの状況が続きます。熱も40度を記録し、アップルウォッチが測っている脈拍数も毎分130を叩き出しています。血中酸素濃度は90を切ることも・・・・

実は発病2日後の12月23日にかかりつけの個人開業医を受診したのですが、インフル、コロナとも陰性。風邪でしょうということでカロナールと葛根湯が出されましたが、そんなもんは全く効きやしません。

雑煮もお節もお酒も、恒例の漫才・落語三昧もお正月らしいことは何ひとつせず、ただひたすら寝るお正月。悪寒と咳と息苦しさと戦いながらベッドの中で何度も寝返りを繰り返します。

そして三が日が過ぎた正月4日、ようやく何か食べようと言う気が起こってきました。取り敢えず連れ合いにおかゆを作ってもらい、恐る恐る胃に入れます。

「美味い!( ・∀・)」

バナナとりんごと蜜柑しか摂取していなかった身体に、久々の炭水化物が染み込むようです。そしてそこからは食欲が急速に戻ってきます。


仕事始めの6日、なんとか仕事を終え少し大きな総合病院に向かいました。受付を済まし、微熱がある私は別室で待たされ、そしてレントゲン。続いて採血、診察と終え、呼び出された末に告げられたのが「肺炎」。

ええ、2日前から食欲が戻ってなければ入院必須の血液検査の数値でありました。


そんなこんなで処方された2種の抗生物質の効果は凄まじく、このブログを書いている12日はすっかり元の健康体に戻っております。いえ、正確に言うと若干の咳が残っていますがそれもあと数日の事でしょう。


一昨年の低カリウム血症による入院と言い今回の肺炎騒動と言い、私の身体はもう決して若くはないのだという事を改めて思い知らされる事案が続いています。悲しいけれどこれが現実なのです。